この選手に注目!~リオ五輪世代(FW・MF編)~







各カテゴリーを問わず、日本男子サッカーの、
長年の課題である、決定力不足。


リオ五輪世代に、その欠点を解消してくれる人材は、いるのだろうか?


その筆頭として挙げられるのが、
スイスのヤングボーイズに所属する、久保裕也選手だ。


19歳で日本代表に選出され、20歳で海を渡り、
地元紙で、特集されるほどの活躍を見せた。


また、セレッソ大阪から、オーストリアのザルツブルグに移籍した、
南野拓実選手も、注目の一人だ。


早くから将来を嘱望され、国際大会でも活躍を見せてきた。


しかし、個人的能力の高さは誰もが認めるところだが、
両者とも、チームの一員として機能するかどうかは、疑問符がつく。


伝統的に多くの名選手を輩出してきた、攻撃的MFのポジションには、
かつての、中田英寿や、中村俊輔ほどの突出した人材は、今のところ見当たらない。


しかし、U-17世界大会で、中心選手として活躍し、
ベスト8入りに貢献した、石毛秀樹選手を始め、
地味ながらも、厚い選手層を誇っている。


ジャマイカ人を父に持つ、快速ウイングの、
アルビレックス新潟所属の、鈴木武蔵選手も注目の一人だ。


現代サッカーで、攻守の要として、
重要なポジションである、守備的MFには、
各年代の主力として活躍してきた、横浜・F・マリノス所属の、
熊谷アンドリューなど、ボール奪取能力に優れた人材が、数多くいる。


年代を問わず、日本代表の弱点として、苦境に陥った際、
セカンドボールの奪取が、著しく低下する傾向があり、
屈強でスタミナ抜群の守備的MFの存在は、
日本代表の、生命線ともなる重要なポジションだ。


五輪予選を通じ、これらの選手が成長し、
一刻も早く、A代表で活躍してくれることを願ってやまない。





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