2016リオ五輪の男子サッカー出場資格は、
「1993年1月1日以降に生まれた」選手となっている。
従って、Jリーグが始まって以降生まれた選手によって、
多く構成されることは、間違いない。
各カテゴリーの男子代表が低迷する中、
新たな時代を切り開く新鋭は、現れるのだろうか。
まず、”世代No.1GK” の呼び声高いのが、
清水エスパルス所属の、櫛引政敏選手だ。
所属チームでも、レギュラーを獲得し、
将来を嘱望されているが、これまで、オーバーエイジ枠では、
GKを登録し、本大会でも起用されることが多かった。
仮に、五輪出場できても、かなりの競争を、
くぐり抜けなければならないポジションと言え、注目が集まる。
元来、日本の弱点と言われ続けてきたセンターバックは、人材が多くいる。
オランダのチームからもオファーがあった、
ヴィッセル神戸の、岩波拓也選手。
「宮本恒靖二世」と呼ばれる、ガンバ大阪の、西野貴治選手。
若干19歳でありながら、チームのキャプテンを務める、
湘南ベルマーレの、遠藤航選手達である。
こういった若い世代が、五輪予選を通じて成長し、
A代表を脅かす存在になっていかなければ、
日本代表の成長も、止まってしまうだろう。
また、シャルケの内田篤人選手を始め、
海外リーグで、日本人選手が通用する一番の指針になっている、
サイドバックのポジションにも、アルビレックス新潟所属の、
川口尚紀選手を始め、U-17世界大会に出場した選手が、ひしめいている。
五輪予選での活躍を通じ、先輩達の様に、
世界に向けて羽ばたいてくれることを、期待したい。